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弱みに幾ら時間を割いても、売上は1円も上がらない

今から1時間自分の「強みに集中」した場合と、「弱みに集中」した場合だと、どちらが売上に繋がるだろうか？
答は「強みに集中」である。
弱みに幾ら時間を割いても、売上は1円も上がらない。

企業は「強み」で売上を上げるわけで「弱み」で売上を上げるわけでは無い。
ウィークポイントを克服する為にどれだけ時間を割いても、企業に売上は1円ももたらされない。
これが現実だ。

企業経営を行う者は売上を上げ続けねばならない。
そう自分の企業に力を貸して下さる従業員の為にだ。
何が何でも従業員の生活だけは守らねばならない。

であれば、企業経営において経営資源である「時間」を自社の「強み」に集中させるべきなのか？「弱み」に集中させるべきなのか？は考えるまでも無く答が出なければ経営者失格だ。
我々経営者が企業として確保出来る「時間」を何に配分すべきか？
それは「強み」である。
徹底して「強み」に時間を割くのである。

企業は「強み」で売上を上げるのだ。
我が企業であれば、強みは「SEO対策」だ。
だから、企業として確保出来る時間の殆どを「SEO対策」に当てている。
ゆえに、当月売上は必ず前月を上回る。

もし、我が企業が「弱み」に時間を配分し始めたら「売上」はドンドン落ちて行くだろう。

ネットショップ経営をしている企業であれば強みはネットショップの商品選定だったり仕入れ力だったりする。
そこに時間という経営資源を集中させるべきであって、それ以外の弱みに集中すべきでは無い。
ネットショップオーナーの中には、SEOが自社の強みだと豪語する方もいるがそういう方に質問を一つさせて頂く。

「SEOサービスだけで毎月商売が成り立ち、生き残れますか？」

殆どのネットショップオーナーの答は「NO」だろう。
その程度のレベルのSEO対策など「強み」とは呼ばない。
企業にとって「強み」というのは、その「強み」で商売が継続して成り立つレベルのものの事だ。
それ以外は、全て「弱み」であると自覚する必要がある。
この「強み」以外は全て「弱み」という自覚が無ければ、どこかで失敗する事になるだろう。

「弱み」は全て外注化の対象となる。
全てを外注化するのは現実問題として無理があるが、なるべく弱みは外注化して行くのが企業経営としては正しい。

であれば、ネットショップ企業の大半はSEO対策を外注化すべきなのか？
答はYESだ。

売上は「強み」に集中しない限り上がらない。
ネットショップ企業の多くは「弱み」でしかない「SEO対策」を「強み」と勘違いして集中するから売上が上がらないのだ。
「弱み」に集中して「売上」が上がる企業はこの世に存在しない。
大半のネットショップ企業が集中すべき「強み」はSEO以外である。
大半のネットショップ企業の強みは「売れる商品の選定力や仕入力」だったり「その売れる商品の良さが顧客にしっかり伝わるページ作り」のほうにある。

By 経営コンサルタント トンちゃん

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